伝統「ガヤマキ」作り―大和村の名音小

地域に伝わる伝統の「ガヤマキ」作りに取り組む児童=6日、大和村の名音小学校

地域に伝わる伝統の「ガヤマキ」作りに取り組む児童=6日、大和村の名音小学校

 「ゴガツゴンチ」(旧暦5月5日)の端午の節句にちなんで、大和村立名音小学校(新原由起子校長)の児童8人が6日、「ガヤマキ」作りに取り組んだ。地域のお年寄りや保護者らとともに一つ一つ丁寧に仕上げ、奄美に伝わる伝統行事を受け継ぐことの大切さを学んだ。
 数十年前から毎年、同校でガヤマキ作りを教えている名音集落の老人会・むつみ会(宮島吉盛会長、会員約60人)によると、ガヤマキは男児の健やかな成長を願って作り、家の玄関や軒下などに飾られる。
 宮島会長(78)は「ガヤマキ作りが残るのはおそらく名音だけ。集落の子どもが年々減っているが、先輩たちが古くから行ってきた伝統行事をなくすわけにはいかない。子どもたちにしっかりと伝えていきたい」と話す。
 ガヤマキは俵型に握った三つのもち米をそれぞれガヤ(チガヤ)で包み、ひもで結び合わせて作る。児童たちはお年寄りの手ほどきを受けながら、約1時間かけてガヤマキを完成させた。