伝統の黒糖づくり体験  和泊町の国頭小、両陛下も昨年視察

黒糖を入れた鍋のあく取りをする児童=13日、国頭小

黒糖を入れた鍋のあく取りをする児童=13日、国頭小

 和泊町立国頭小学校(森田郁朗校長)で12日、5年生15人と保護者による恒例の黒糖づくり体験が行われた。昨年11月、天皇、皇后両陛下が視察された、同校自慢の教育活動。サタグルマや大釜を使った昔ながらの黒糖づくりに、児童らは懸命に取り組んでいた。

 

 この日は国頭集落の通村幸吉さん(66)の指導のもと、サタグルマでキビ汁を搾り取った後、郷土学習館の大釜に移し、数時間かけて煮詰めた。自分たちで作った黒糖を試食した児童たちは口々に「おいしい」と歓声を上げた。

 

 川間丸之眞君(11)は「サタグルマを回すのは重くて大変だったが、楽しかった」、通村祐人君(11)は「伝統の黒糖づくり体験を誇らしく思う」と笑顔で話した。

 

 森田校長は「両陛下が本校を訪問されて以降、いろんな意味で自信を持つ子が増えたと感じる。学校や地域の活動などで、児童の堂々とした振る舞いを見るにつれ、うれしく思う」と語った。