倉木崎海底遺跡シンポ開催

村民らが出席し、講演などを通して倉木崎海底遺跡の魅力や謎に迫ったシンポジウム=29日、宇検村生涯学習センター

村民らが出席し、講演などを通して倉木崎海底遺跡の魅力や謎に迫ったシンポジウム=29日、宇検村生涯学習センター

 12世紀後半~13世紀前半の中国製陶磁器などを乗せた交易船が沈没した可能性があるとして注目を集める宇検村倉木崎海底遺跡のシンポジウム「KURAKIZAKI2015」が29日、同村生涯学習センター・元気の出る館であった。同遺跡の調査に関わる研究者が「中世の東シナ海をめぐる交易の実態を解明する上で大変重要な遺跡」「(発見された遺物は)中国、九州、奄美の文化的な交流が行われていたことを裏付けている」―との見解を示し、国内での発見・調査事例の少ない水中遺跡の一つとして、行政と地域が一緒になって保存・活用していくことの必要性を強調した。