全国奄美人大会開催へ 明治150年シンポも 復帰65周年記念民間実行委

奄美群島日本復帰65周年記念事業について話し合った民間実行委会合=30日、奄美市名瀬

奄美群島日本復帰65周年記念事業について話し合った民間実行委会合=30日、奄美市名瀬

 奄美群島日本復帰65周年記念民間団体実行委員会(大津幸夫会長)の第2回会合が30日、奄美市名瀬公民館金久分館であった。奄美群島の日本復帰記念日(12月25日)に向けて、奄美市名瀬の県立奄美図書館で11月24日に「全国奄美人大会」、12月22日に「次世代に次ぐ明治150年シンポジウム」を開催することを確認した。

 

 同委員会は奄美群島日本復帰65周年関連事業を推進することで、本土在住の奄美出身者らと連携し、復帰運動の歴史を次世代へ伝承することが目的。

 

 この日の会合には、関係団体から12人が出席。大津会長は「節目の年。奄美の復帰運動を語り継いでいくため、活発な意見交換を」と呼び掛けた。

 

 「全国奄美人大会」は、2013年に日本復帰60周年の記念事業として初開催。2回目となる今年は、元日本経済大学客員教授の叶芳和さんが基調講演し、全国各地の奄美会代表と地元奄美代表が「奄美の自立的発展に対する提言」を行う。

 

 「次世代に次ぐ明治150年シンポジウム」は、復帰運動や戦争を知らない小中高生らをパネリストに迎える予定。復帰運動体験者の聞き取りや島内の戦跡調査などの報告を通して、明治150年の奄美の歩みと戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ。

 

 会合では、復帰記念碑のあるおがみ山(奄美市名瀬)に日本復帰記念観光公園を整備するよう奄美市に求めていくことなども確認した。

 

 次回の会合は10月に予定。各事業の細かな日程や内容などについて話し合う。