冒険家気分で洞窟探検 沖永良部島

洞窟周辺を探検する参加者ら=2日、和泊町和

洞窟周辺を探検する参加者ら=2日、和泊町和

 「沖永良部島まるごと秘密基地プロジェクト」と題した洞窟体験ツアー(同実行委員会主催)が2日、和泊町和の洞窟であった。参加者は長靴と軍手を装着。大人も子どもも冒険家になった気分で林の中や、その先にある洞窟の入り口付近を探検。島の豊かな自然の魅力を感じつつ、不法投棄問題にも思いを巡らせた。

 

 東北大学大学院環境科学研究科の三橋正枝さんや、和泊、知名両町の地域おこし協力隊をはじめ地元の有志らで企画。この日は1時間のツアーを2回行い、第1陣には約30人が参加した。

 

 洞窟への案内人は「隊長のマッキー」こと沖永良部高校3年の前田真輝さん(17)。ベレー帽と探検服姿で登場すると、迫真の芝居で参加者の冒険心をくすぐりながら洞窟までの道のりを案内。

 

 洞窟では、物語に沿う形でさまざまな課題に挑戦し、付近の動植物について学んだり、不法投棄の問題について考えたりした。

 

 滋賀県から参加した仁志出康人さん(47)は「ストーリー仕立てなところがすごく良かった」と笑顔。他の参加者からも「楽しかった」「また行きたい」との声が多く、好評だった。

 

 三橋さんは「島の人たちに自分たちの住んでいる島を今より好きになってもらい、自然を大事にしてもらいたいとの思いで島内を中心とした有志で企画した。沖永良部には魅力的な場所がたくさんあるので、今後も企画していければ」と語った。