利便性向上、観光客増期待 JAC徳之島―奄美

復活する徳之島発奄美行きの午前便で使用される機材と同型のATR42機=23日、天城町の徳之島空港

復活する徳之島発奄美行きの午前便で使用される機材と同型のATR42機=23日、天城町の徳之島空港

 日本エアコミューター(JAC)の徳之島発奄美行きは、27日の冬ダイヤから午前便が復活する。同ルートは2018年7月の新ルート開設で午後便のみとなっていた。徳之島空港利用促進協議会会長の森田弘光天城町長は「島民やビジネス客の利便性向上、来島する観光客増加につながる」と期待した。

 

 JACは昨年7月1日に奄美大島―徳之島―沖永良部島―沖縄本島を結ぶ「アイランドホッピングルート」を開設。徳之島―沖永良部島、沖永良部島―那覇が新たに就航した。一方、これまで奄美―徳之島を往復していた飛行機が沖縄での折り返しになった関係で、徳之島発奄美行きの便は午後2便体制になっていた。

 

 課題となっていた機材繰りは、日本航空(JAL)グループのジェイ・エアが運行する鹿児島発徳之島行きの第2便をJACが担うことで解決。機材変更によって復路の最終便が徳之島空港の利用時間を超過するという新たな問題に対しては、空港管理者の県の協力もあり利用時間を1時間延長することでクリアした。

 

 使用される機材は午後の便と同じATR42型(定員48人)。時間は徳之島発午前10時50分、奄美着11時20分。12月1~26日は15分早まる。

 

 森田町長は「沖縄との交流拡大を喜んだ半面、奄美大島へ行くのに前泊が必要になるなど経済的負担が大きくなっていた。地元の声が届いたことをうれしく思う」と喜んだ。

 

 JACは「県や地元行政、島民の皆さまの協力があってダイヤ変更が可能になった。今後も離島の翼として地元と共に歩んでいきたい」とコメントしている。