加計呂麻島に「島の図書館」オープン

休校中の俵小学校図書室を活用してオープンした「島の図書館」=21日、瀬戸内町加計呂麻島

休校中の俵小学校図書室を活用してオープンした「島の図書館」=21日、瀬戸内町加計呂麻島

 瀬戸内町加計呂麻島の俵集落に21日、「島の図書館」がオープンした。休校中の俵小学校図書室を活用。運営を担う副館長の完戸永里子さん(41)は「島の人たちが気軽に利用できる施設にしたい」と話している。

 

 「島内に子どもを遊びに連れて行く所がなく、以前から図書館があればと思っていた」と完戸さん。同校図書室の利用がなく、図書も残ったままだと知り、町教育委員会に活用を相談。SNS(会員制交流サイト)で島内外に本の寄贈協力を呼び掛け、同日までに同校所蔵図書を含めて約2千冊をそろえることができた。

 

 この日は午前10時にオープン。紙芝居パフォーマー、ラポール・タイガさん(同町)の公演もあり、親子連れなど40人余りが来館して紙芝居や読書を楽しんでいた。子どもと来館した鈴木結さん(27)は「島に移住して2年目になる。このような場所ができ、新たな交流も生まれるしうれしい」と笑顔で話した。

 

 開館日時は土、日曜のみ午前10時から午後4時ごろまで。入館無料で図書の貸し出しも可能。運営費(電気代、水道代)を賄うため、飲み物を100円で販売している。この日は不在だったが、開館日は通常、館長のまぶこ(雌犬5歳)が迎えてくれる。

 

 図書の寄贈は随時受け付け中。問い合わせは電話090(4401)0587完戸さんへ。