加計呂麻島薩川で囲碁フェス

島内外35人の対局もあったKAKEROMA囲碁フェスティバル=31日、瀬戸内町薩川

島内外35人の対局もあったKAKEROMA囲碁フェスティバル=31日、瀬戸内町薩川

 瀬戸内町加計呂麻島薩川集落の飲食店「太陽の島カフェ」で31日、「KAKEROMA囲碁フェスティバル」があり、島内外の愛好家が碁を通して親睦を深めた。NHKの囲碁番組などに出演している稲葉禄子=いなば・よしこ=さん(50)が複数人と同時対局する「多面打ち」を披露して初開催のイベントに花を添えた。

 

 主催の太陽の島カフェ(栁沢志賀子代表)は、同集落の女性らを中心とした団体。2012年から「太陽の島カフェしりたむんきゃ」を商品ブランドに加計呂麻島産のゲットウやレモングラスなどを使ったハーブティーの製造、販売などを手掛けてきた。

 

 カフェ店は島外の協力者と共同運営し、この日がオープン。囲碁フェスは開店を記念して開いた。島内外の小学2年生から一般までの35人が碁の腕を競い、稲葉さんの公開対局を観戦。ランチパーティーや島唄のステージもあり、海辺のカフェはにぎわった。

 

 東京から帰郷して参加した稲留保久さん(84)=瀬戸内町瀬武出身=は「地元でたくさんの人と囲碁を楽しめた。素晴らしいお店ができてうれしい」。フェスの企画から携わった稲葉さんは「自然の中でのイベントで、新たな囲碁の魅力を提案できた。今後も開催したい」と話した。