医師不足カバーへ連携協定 瀬戸内町と三愛会

包括連携協定を締結し、記念撮影する瀬戸内町と三愛会の関係者=26日、瀬戸内町役場

包括連携協定を締結し、記念撮影する瀬戸内町と三愛会の関係者=26日、瀬戸内町役場

 瀬戸内町(鎌田愛人町長)と医療、介護関連事業を展開する医療法人三愛会(鹿児島市、川村英俊理事長)は26日、包括連携に関する協定を結んだ。同法人からの医師派遣を受け、町の医療、介護体制の安定を図る。

 

 町によると、協定は地域医療連携推進法人に認定されている一般社団法人アンマ(桂久和代表理事)の紹介で実現した。4月から三愛会の医師1人が法人所属のまま町に駐在し、週2回の町へき地診療所巡回診療に当たるほか、他の医療機関、介護施設などの医師不足をカバーする。

 

 この日町役場で協定締結式があり、鎌田町長と川村理事長が出席して協定書に署名した。

 

 鎌田町長は「医療の確保は安心の町づくりを進める根幹。全国の離島、へき地における持続可能な医療体制構築のモデルとなれば」と期待を込めた。

 

 同町請島にルーツを持つ川村理事長は「宿命を感じる。協定に基づき、法人としてへき地医療支援の体制構築を目指したい。40年の法人運営の経験から医療と介護の連携といった面の情報提供もしていきたい」と話した。