医療従事者へタンカン贈呈 県園振協徳之島支部果樹部会

医療従事者へタンカンを贈呈する農家や行政関係者=12日、徳之島町亀津

医療従事者へタンカンを贈呈する農家や行政関係者=12日、徳之島町亀津

   県園芸振興協議会徳之島支部果樹部会(会長・坂上浩海県大島支庁徳之島事務所農業普及課長)は12日、徳之島3町の医療施設などを訪れ、徳之島産タンカンを贈呈した。生産農家や行政担当者約10人が、丹精込めて育てたタンカンを手渡し、新型コロナウイルスの感染防止対策に尽力している医療従事者をねぎらった。

 

 タンカン贈呈は販路拡大などを目的に前年度から実施。当初は9、10の両日に奄美市で開かれた奄美群島たんかん品評会に出品されたタンカンを贈呈する予定だったが、悪天候による定期船欠航のため、島内で収穫したタンカン約190㌔を準備した。

 

 贈呈先は新型コロナの検査を行う徳之島徳洲会病院、宮上病院など8施設。各医療施設を訪れた徳之島町柑橘生産組合の是枝純一組合長(72)は「昨年12月に島内でクラスター(感染者集団)が発生した際、皆さんのおかげで収束することができた」などと感謝を述べ、タンカンを手渡した。

 

 宮上病院の宮上寛之院長(73)は「農家からタンカンを頂き、(私たちのことを思う気持ちを)心強く感じている。これからも地域医療を確保し、地域住民の感染予防に尽力していく」と話した。

 

 奄美群島たんかん品評会に出品したタンカンは徳之島に届き次第、各医療施設に贈呈する予定。