十五夜前に大綱作り 力合わせ25㍍編む 老若男女30人が共同作業 与論町

共同作業で大綱を編み込んでいく参加者=20日、与論町の城自治公民館

共同作業で大綱を編み込んでいく参加者=20日、与論町の城自治公民館

 【沖永良部総局】与論町の城自治公民館(森展宏館長)で20日、国指定の重要無形民俗文化財「与論十五夜踊」に向けた恒例の大綱作りが行われた。一般からお年寄りまで約30人が参加し、力を合わせて綱引き用の大綱を作り上げた。

 

 与論十五夜踊は毎年旧暦3、8、10月の15日に奉納され、8月(今年は10月1日)は最も盛大に行われる。踊りの後に大綱で無病息災を祈願する綱引きがあり、綱が切れた後の稲わらで互いの身体をたたいて無病息災を願う。

 

 20日はあいにくの雨で室内での作業になったが、女性や高齢者は稲わらを整え、男性陣が声を掛け合いながら綱を力強く編み込んでいき、約25メートルの大綱を仕上げた。

 

 参加した土持俊秀さん(76)は「今年は新型コロナウイルスの影響でどうなることかと思ったが、無病息災を願う本来の意味においても出来てよかった。コロナを吹き飛ばしたい」と話した。