千年松表札を抽選配布 奄美市

奄美市が200人に抽選配布する千年松の表札

奄美市が200人に抽選配布する千年松の表札

 奄美市は、松枯れで伐採された「朝仁の千年松(リュウキュウマツ)」を使った表札用木材を抽選で200人に無料配布する。応募資格は奄美市民で、1世帯1枚まで。市役所(名瀬、住用、笠利各総合支所のいずれか)で直接受け取りできることが条件。農林水産課は「住民に親しまれた千年松を記憶だけでなく、手元にも残せるよう用意した。ぜひ応募を」と呼び掛けている。応募締め切りは来年1月8日(消印有効)。

 

 樹齢230年の千年松は、名瀬朝仁地区のシンボルとして長く愛されてきた。2年前の伐採で出た木材は看板やベンチなどに生まれ変わり、公共施設で利用。さらに一般市民にも地場産材に触れる機会をと、一部は表札用に加工した。

 

 用意したのは200枚。自然素材のため1枚1枚微妙に風合いが異なる。サイズは縦18㌢、横8㌢、幅3㌢で、側面に「朝仁千年松」の焼き印を押した。防虫、防腐加工済み。名入れは受け取り後に各自で行う。

 

 応募方法は、はがきに住所、氏名、連絡先、受け取り希望場所(名瀬・住用・笠利)を明記。応募先は、郵便番号894│0025奄美市名瀬幸町25の8の奄美市役所農林水産課「朝仁千年松担当」。

 

 当選発表は通知の発送をもって代える。配布は来年1月25日から2月19日までの予定。

 

 同課は「昔は家屋にも使われていた木材。千年松を知っている人も多いだけに、『端材でいいから欲しい』との要望も寄せられていた。千年松の加工はこれが最後になるので、関心のある人はぜひ応募を」と話した。

 

 問い合わせは電話0997(52)1111内線5133奄美市農林水産課へ。