協力し、後片付けに汗 住民ら災害ごみ回収 喜界町阿伝集落

台風10号で出た災害ごみを回収する清掃作業の参加者=7日、喜界町阿伝

台風10号で出た災害ごみを回収する清掃作業の参加者=7日、喜界町阿伝

 喜界島では7日、住民らが台風10号の暴風などで発生した災害ごみの清掃作業に追われた。サンゴの石垣で知られる阿伝集落(佐藤寿一区長、32世帯70人)でも折れた木の枝や打ち上げられた漁具などを住民らが協力して片付けた。

 

 阿伝は島の東側の海沿いに位置する集落。佐藤区長(78)によると、集落と海が近く高潮や高波の被害が毎年のように発生しているという。

 

 7日は朝8時ごろから集落前の県道を中心に清掃作業を実施。建設会社の社員らもトラックや重機などを使って作業をサポートした。

 

 佐藤区長は「避難所から戻ると県道はごみだらけだった。しかし石垣が壊された2005年の台風と比べると被害は少なかった」とし、「自分たちの家の片付けもあるのに作業を快く受け入れてくれた。頭が下がる思いだ」と清掃に参加した住民らに感謝した。