危機管理対策協議会設置へ 沖永良部島

新型コロナウイルスの感染拡大防止へ向け情報を共有した和泊、知名の両町の連絡会議=2日、和泊町役場

新型コロナウイルスの感染拡大防止へ向け情報を共有した和泊、知名の両町の連絡会議=2日、和泊町役場

 和泊町に住む20代男性の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受けて、和泊、知名の両町は2日、和泊町役場で連絡会議を開いた。伊地知実利和泊町長、今井力夫知名町長らが出席。3日に両町と関係機関で構成する「感染症危機管理沖永良部対策協議会(仮称)」を設置し、初会合を開くことを決めた。

 

 連絡会議は冒頭以外、非公開。出席者によると、両町それぞれの感染症対策を情報共有した後、島民に対して不要不急の外出自粛に加え、新たにイベント開催の自粛も呼び掛けることを確認した。

 

 協議会は▽感染の島内での封じ込め▽医療体制の確保▽島民への適切な情報提供による混乱防止│などを目標とする。両町は同日、県や医療機関、消防署、自衛隊、警察署、空港管理事務所など関係団体に協議会への参加を呼び掛けた。

 

 協議会では「感染症を専門とする保健所職員の島内常駐」といった県への要望事項なども検討する方針。

 

 伊地知町長は「協議会を通じて県や関係機関との連携を強化し、感染症対策を充実させたい」。今井町長は「沖永良部島全体の問題と捉えて両町で常に情報を共有し、島民にも情報を提供していく」と語った。

 

 連絡会議に先立ち、町ごとの対策会議もあった。両町とも小中学校の入学式の日程は従来通り6日とし、規模縮小して実施する方針を確認した。ただ今後の感染の広がり次第で方針変更もあるという。