名瀬の市道脇側溝にウミヘビ

名瀬市街地の市道脇の側溝で見つかったウミヘビ=28日、奄美市名瀬長浜町(吉元斉延さん撮影)

名瀬市街地の市道脇の側溝で見つかったウミヘビ=28日、奄美市名瀬長浜町(吉元斉延さん撮影)

 28日朝、奄美市名瀬長浜町の市道脇の側溝に、ウミヘビがいるのを住民が見つけた。ヒロオウミヘビ(コブラ科エラブウミヘビ属)とみられ、専門家は「近くに海へとつながっている排水管があれば、そこを通って来たのだろう」と推察している。

 

 場所は名瀬港観光船バースに隣接する長浜みなと公園沿いの道路から防波堤を越えた市道沿い。周辺は事業所やマンションなどのビルが建ち並ぶ。近くに住む吉元斉延さん(56)が、ごみ置き場近くの側溝にウミヘビがいるのを見つけた。

 

 吉元さんは「最初はハブかと思い驚いたが、よく見るとウミヘビで余計びっくりした」と話した。

 

 体長は1メートルほど。慌てて手持ちのスマートフォンでウミヘビを撮影。しばらく観察していると、ウミヘビは側溝から港の方へ続く排水管に入っていたという。

 

 奄美海洋生物研究会会長の興克樹さん(49)によると、ヒロオウミヘビは夜行性で、海洋に生息するが日中は岩場に上がって岩穴や割れ目などで休む。

 

 興さんは「強い毒を持つが、ハブほど攻撃性が高いわけではなく、よほどいたずらでもしない限り、かみついたりしないはず。排水管をさまよって来たと思われるが、あんな場所でウミヘビが見つかるのは大変珍しい」と話していた。