和泊町、野菜出荷過去最多5989トン バレイショ価格低迷響き、販売額は減 新会長に北原氏 園芸振興会

18年度販売目標9億6千万円の達成を誓い合った和泊町園芸振興会総会=22日、同町のえらぶ長浜館

18年度販売目標9億6千万円の達成を誓い合った和泊町園芸振興会総会=22日、同町のえらぶ長浜館

 和泊町園芸振興会(川村秀文会長、会員367人)の2018年度通常総会が22日、同町のえらぶ長浜館であった。17野菜年度の輸送野菜販売量は過去最多の5989トン(前年度比1202トン増)。販売額は8億8096万円(同2億3278万円減)となり、豊作だったバレイショの価格低迷で前年度を大きく下回った。役員改選では川村会長が退任し、新会長に北原茂敏氏が就いた。

 

 販売実績を品目別にみると、主要作物のバレイショは気象条件に恵まれ、過去最高となる5736トン(計画4500トン)。販売面は他産地との競合で長期にわたり相場が低迷、販売額7億4900万円となり、計画(8億4600万円)を大きく下回った。

 

 サトイモは疫病対策が功を奏し、疫病のまん延はなかった半面、昨年10月下旬の台風の影響などでB品や規格外が増加。計画300トンに対し、販売量は189トンにとどまった。販売額は計画1億3700万円に対し実績8760万円。全国的な品薄で高値販売となった。

 

 このほかの野菜はニンニクが32トン(2430万円)、インゲンが16トン(1426万円)、ゴーヤーが12トン(470万円)となり数量、額ともほぼ計画通りだった。

 

 18年度は輸送野菜全体で5368トン、販売額9億6千万円を計画。うちバレイショは5千トン、8億円の達成を目指す。

 

 川村会長は「総会を機に新たな若い世代に園芸振興会を引き継ぎ、さらなる発展を目指してほしい」と述べた。

 

 北原会長を除く新役員と被表彰者は次の通り。(敬称略)

 【新役員】▽副会長 川間前富▽さといも部会長 速水裕史

 【表彰】▽販売部門 皆吉盛一▽功労者部門 町田充、萩原榮展、沖吉四郎