和泊町の男性が感染 新型コロナ

新型コロナウイルス感染者の県内2人目の発生について発表する三反園知事=1日、鹿児島市の県庁

新型コロナウイルス感染者の県内2人目の発生について発表する三反園知事=1日、鹿児島市の県庁

 県は1日、県内で2人目の新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されたと発表した。感染したのは和泊町役場に採用されたばかりの20代男性。時々せきは出るが容体は安定しているという。感染経路の断定には至っていない。県などは親族ら7人を濃厚接触者として今後検査する。

 

 三反園訓知事や県担当者によると、男性は大阪の専門学校を卒業し、3月23日に神戸空港から那覇空港を経由して沖永良部島に帰島。26日夜から熱発(38・5度)があり、27日には島内の医療機関を受診した。せきが続くなどしたため30日には徳之島保健所に相談し、帰国者・接触者外来を受診して検体を採取。検査の結果、4月1日午後3時すぎに感染が確認された。

 

 現在は36・5度まで熱は下がっており、倦怠(けんたい)感や頭痛などの症状はなく容体は安定しているという。

 

 濃厚接触者は男性の親族(10歳未満から70代)の男女6人と、大阪在住で沖永良部島で交流した感染者の友人男性(20代)の計7人。県によると、親族のうち3人は和泊町の自宅にいて、2人は鹿児島市、1人は福岡県にそれぞれ滞在。友人は大阪に既に戻っているという。

 

 三反園知事は県民に対し、せきエチケットや手洗いの徹底など感染防止への協力を呼び掛けた。