和泊町のNPO心音が無料の英語教室開講

講師の林さん(右)と共に楽しく英語を学ぶ子どもたち=26日、和泊町伊延

講師の林さん(右)と共に楽しく英語を学ぶ子どもたち=26日、和泊町伊延

 和泊町のNPO法人心音(安徳建二理事長)は26日、同町伊延の指定多機能型事業所「サランセンター」で無料の英語教室を開講した。初回は未就学児から小学生まで17人が参加。「英語を楽しく学ぶ」をモットーに約1時間のレッスン。児童らは講師の発音を聞いたり、日常で用いるフレーズを使い会話したりして、英語でコミュニケーションをとる楽しさを実感していた。

 

 心音は、発達障がい児らを対象とした放課後等デイサービスなど、子育て支援に関するさまざまな事業を展開。英語教室は離島の限られた教育環境の中でグローバルな人材の育成と、子どもたちの学びの場の充実などが目的。

 

 講師は海外での滞在歴や、沖縄で留学生らを対象とした日本語教室の講師経験もある林秀地さん(34)。5月から児童指導員として同NPOのスタッフに加わったのを機に、「林さんの語学力や指導力を島の子どもたちの学びに役立てよう」(安徳理事長)と英語教室を企画した。

 

 初回は、絵本を英語に翻訳した読み聞かせや、日常的な英会話の反復練習などを行い、英語の魅力に触れた。大城小3年の大山嘉斗君は「英語が話せたのが楽しかった」と笑顔を見せた。

 

 林さんは「英語を学ぶ上で、できるだけ早い段階から慣れ親しむことはとても大切。たくさんの英語を聞き、少しずつ練習しながら言葉に出すということを念頭に、子どもたちと楽しくやっていけたら」と話した。

 

 初回は試験的な意味を込め、大城小に限定して教室の開催を告知。今後は町内の児童や保護者らのニーズを確かめながら、開催頻度や定員数などを検討していくという。