喜界島、復旧追い討ち/相次ぐ台風に「うんざり」

倉庫や家屋の補強に追われる住民=10日、喜界町

倉庫や家屋の補強に追われる住民=10日、喜界町

 台風19号の接近に伴い、台風18号で多数の住家、非住家に半壊や一部損壊の被害が出た喜界島では10日、家屋や倉庫の補強などの対策を行う住民の姿が目立った。相次ぐ大型台風接近に、住民らは疲労を隠せない様子だ。
 喜界町では4日から5日にかけて接近通過した台風18号の強風で住家の窓ガラスや屋根が壊れたり、倉庫が全壊するなどの被害があり、住民らは修理に追われたばかり。10日には19号接近に伴って、早くも天気は荒れ模様となった。
 自宅の雨戸の補強や、倉庫の入り口に板を打ちつける作業に追われていた同町羽里地区の民生委員、盛光弘さん(62)は「18号通過で自宅の雨どいなどが壊れた」と話し「わずか1週間後にこんな大きな台風が来るとは想像していなかった。被害が少ないことを祈るばかり」とうんざりした様子だった。
 町総務課によると、11日午前にも災害警戒本部を立ち上げる見通し。