嘉渡でまた火災、4棟全焼   龍郷町

4棟が全焼した火災現場=19日午前3時20分ごろ、龍郷町嘉渡

4棟が全焼した火災現場=19日午前3時20分ごろ、龍郷町嘉渡

 19日未明、龍郷町嘉渡集落で火事があり、住家3棟を含む4棟を全焼した。けが人はなかった。同集落では、17日未明にも5棟を全焼する火事が発生しており、奄美署は放火の可能性も視野に捜査している。(9面に関連記事)

 

 現場は県道から集落内へ約50㍍進んだ嘉渡生活館の南側区画とその周辺。17日未明の火災現場の東約100㍍に位置し、木造家屋が立ち並ぶ。大島地区消防組合消防本部によると、19日午前2時10分ごろ、火事に気付いた近隣住民が119番通報した。

 

 同組合消防本部と龍郷消防分署、龍郷消防団から消防車10台、消防職員と団員56人が出動し、消火活動に当たった。火は約3時間後に消し止められた。

 

 現場近くで消火活動を見詰めていた男性は「火事に気付き、急いで近隣を回り避難を呼び掛けたが、お年寄りの避難には時間が掛かった。けが人が出なかったのは不幸中の幸い」と話した。

 

 奄美署によると、全焼は徳山律夫さん(77)方木造2階建てと、小田克也さん(58)、東郷竹子さん(91)の各木造平屋の住家計3棟と空き家1棟の4棟。部分焼が住家1、事業所1の2棟あった。

 

 同署は消防と合同で2件の出火原因などの捜査を進めている。