困難抱える若者を支援 雇用創出へ向け資金募る

支援を呼び掛ける原田さん=7日、奄美市名瀬

支援を呼び掛ける原田さん=7日、奄美市名瀬

  「不登校を経験した子に社会とつながる就業の場を」―。奄美市名瀬の原田さおりさんは5日、インターネットを活用して支援金を募るクラウドファンディングを開始した。困難を抱える若者たちの雇用創出で地域の居場所づくりを目指す。原田さんは「働く意欲が高くてもさまざまな理由で就職が難しい人たちがいる。奄美の若者たちへ力を貸してほしい」と協力を呼び掛けている。

 

 原田さんは元スクールソーシャルワーカー。不登校の子どもとその家族らを支援する中で、家庭内では解決が難しい問題や、それを本人や家族の責任として切り捨てる社会のあり方に疑問を持っていた。

 

 中でも義務教育の中学校を卒業後に行き場がなくなった子どもたちの居場所づくりが急務として、今年4月に奄美市名瀬に小売店「楽笑(らくしょう)」をオープン。店では不登校を経験した女性を含め4人が働く。

 

 同店は9月から弁当製造部門を拡充し、元不登校の若者など新たに3~5人を雇用する予定。既に奄美市内の事業所から弁当販売契約の内定を受けており、支援金は製造施設の整備や不登校児支援などに充てる。

 

 原田さんは「子どもたちには社会とつながりを持つ場が必要。働くことを通して地域に心の拠点を持ち、いつか別の誰かを支える存在になれるよう手助けしたい」と思いを語った。

 クラウドファンディングの目標額は100万円。締め切りは8月31日。プロジェクトの詳細はウェブサイト「レディーフォー」で閲覧できる。URL・https://readyfor.jp/projects/rakushoを入力するか、QRコードをスマホで読み取ると該当ページにアクセスする。

 

 支援金は口座振替でも受け付ける。振込先は南日本銀行大島支店(普通口座)1127082「楽笑 代表

原田さおり」。

 

 問い合わせは電話0997(54)2611同店。

クラウドファンディングのサイトへリンクするQRコード

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