国立公園の将来考える 環境省が 沖永良部島で意見交換会

奄美群島国立公園について住民の意見を聞く環境省職員(右)=24日、和泊町役場

奄美群島国立公園について住民の意見を聞く環境省職員(右)=24日、和泊町役場

 奄美群島国立公園をテーマにした環境省主催の住民意見交換会が24日、沖永良部島の和泊、知名両町であった。住民とレンジャー(自然保護官)らが意見交換し、奄美群島国立公園の望ましい姿や将来の目標を考えた。

 

 奄美群島国立公園は2017年に誕生した。生態系の持続的管理や、自然と人の暮らしの関わりが育んだ「環境文化」の継承などを基本方針に管理している。

 

 意見交換会は、21年度内の策定を目指す沖永良部地域管理運営計画に住民の意見を反映させようと企画された。

 

 和泊町役場での意見交換会には地域住民6人が参加。「ごみが捨てられている鍾乳洞があり、生物への影響が心配だ」「公園内に人工物をあまり造らないほうが環境や景観が保たれる」などの意見があった。

 

 レンジャー側は「公園内に道などの人工物がないと自然が荒れる場合もある。管理計画策定では、利用と保護のバランスをよく考えないといけない」などと応じていた。