国頭小で天皇皇后両陛下、訪問の記念碑除幕

記念碑に向かい「えらぶ百合の花」を歌う国頭小の児童=2日、和泊町の国頭小

記念碑に向かい「えらぶ百合の花」を歌う国頭小の児童=2日、和泊町の国頭小

 昨年11月18日に天皇皇后両陛下が訪問された和泊町立国頭小学校(脇田幸治校長、児童67人)で2日、両陛下の訪問を記念した碑の除幕式が行われた。午前中に開催した運動会終了後に実施。同校児童や地域住民ら大勢の人が立ち合い、両陛下が訪問された当時の様子を振り返り、記念碑の建立を祝った。

 

 両陛下は11月16日から2泊3日の日程で沖永良部島と与論島を初訪問。国頭小では1899年に同校の第1回卒業生が植えた「日本一のガジュマル」や児童の黒糖づくりの様子などを見学された。

 

 碑は高さ約1・4メートル、幅1・0メートル、厚さ21・5センチ。町が約200万円かけて建立した。

 

 式で脇田校長は「両陛下の来校の証しとして建てられた記念碑。ガジュマルの木などに加え、国頭小にまた新たなシンボルができた」と喜んだ。

 

 伊地知実利町長は両陛下と昼食を共にした際、「国頭小の児童は元気がありますね」「郷土に伝わる三味線、民謡を歌って偉いですね」などと2人が児童らについて話されたエピソードを披露。「皆さんの頑張りによって建てられたこの記念碑を誇りに思い、周囲の美化活動にも努めてほしい」と呼び掛けた。

 

 児童を代表してあいさつした6年の松村哲平君(11)は両陛下と触れ合った当時を振り返り「一生に一度の素晴らしい経験ができた。国頭小の児童であることを誇りに思い、これからも伝統を守り続けていきたい」と述べた。

 

 式の最後は記念碑に向かい児童が両陛下の前でも披露した「えらぶ百合の花」を合唱した。