在宅医療・介護で検討会 奄美大島・喜界島

医療と介護の情報共有ルールについて意見交換した検討会=30日、奄美市名瀬

医療と介護の情報共有ルールについて意見交換した検討会=30日、奄美市名瀬

 第6回奄美大島・喜界島在宅医療・介護連携推進に係る情報共有検討会は30日、奄美市名瀬総合体育館であった。両島の行政や地域包括支援センター、医療、介護関係事業所の担当職員ら約70人が参加。2020年6月から運用している「奄美大島・喜界島入退院時連携の情報共有ルール」について意見交換。参加者からは「連携がスムーズに取れるようになった」「連携のシート化はありがたい」などと好評だった。

 

 同ルールは、医療と介護の連携強化を図り、介護を必要とする患者、利用者が退院する際、円滑な在宅生活への移行を支援する目的。入院前にケアマネジャーが決まっている人、決まっていない人で退院後、新たに介護(予防)サービスを利用する人の情報共有の流れなどを「見える化」している。

 

 検討会では、事前アンケートの結果を基に、参加者から意見を聞いた。病院側からは「情報連携シートは院内でも周知されており、リハビリ職も重視している」、ケアマネジャー側からは「その人の生活背景、使っている用具、排せつ介助の状況など情報をもっと入れてほしい」などの意見があった。

 

 今後は12月までに同ルール運用に関するアンケート調査を実施。結果を踏まえ、21年4月からバージョンアップしたルールの運用を始める。以降も定期的に運用状況の確認、評価を行い、必要に応じて見直す。