在来の喜界農産物を生かせ 鹿大生が地域ブランド戦略提案

鹿児島大学が開いた農村の活性化に関する調査報告会=13日、喜界町自然休養村管理センター

鹿児島大学が開いた農村の活性化に関する調査報告会=13日、喜界町自然休養村管理センター

 鹿児島大学農学部は13日、喜界町を対象にした「農村(むら)の活性化に関する調査」の報告会を同町の自然休養村管理センターで開いた。同町が日本一の生産を誇る白ゴマなど在来農産物を生かした「地域ブランド戦略」を提案。管理組織の立ち上げやマーケティングの手法などをアドバイスした。

 

 県委託「共生・協働の農村づくり運動推進事業」の一環。鹿大農学部・食料農業経済学コースの李哉★げん准教授と4年生10人が4月から7月まで行った調査を基に分析し、報告書にまとめた。

 

 報告は3部構成。4年生の谷川雄紀さん、松田みちるさん、榎田浩人さんの3人が1部で喜界町の人口・世帯数の推移、地域課題の展望、2部では在来農産物の可能性などについて島内外で実施したアンケート調査の結果などを踏まえながら説明した。

 

 3部でまとめとなる「地域ブランド戦略」を提案。ブランド化する品目として在来の白ゴマ、ソラマメ、花良治ミカンなどのかんきつ類に着目し、消費者のニーズに対応した商品開発や産地体制の整備、6次産業化(加工・販売・事業導入)の推進などについて解説した。