地元漁協 同意せず/東京の業者が桟橋建設計画

土砂を積み出すための仮設桟橋の建設が計画された南原海岸=8日、徳之島町

土砂を積み出すための仮設桟橋の建設が計画された南原海岸=8日、徳之島町

 【徳之島総局】政府が進める沖縄県名護市辺野古への米軍普天間飛行場代替基地建設に伴う埋め立て土砂の採取計画に絡み、東京の業者が徳之島で年間最大350万立法㍍の土砂を採取し、徳之島町の南原海岸に土砂を積み出すための仮設桟橋の建設を計画していたことが8日までに分かった。桟橋は6千㌧級の大型船舶の接岸を想定し、事業費は10億円を見込む。同海岸に漁業権を持つとくのしま漁業協同組合(元田隆丸組合長)は7日、理事会を開き、桟橋の建設に同意しないことを決めた。

 徳之島で土砂採取事業を計画しているのは㈱不二建設(本社・東京都杉並区)を中心に関連会社でつくる事業運営会社。とくのしま漁協によると、同社の山本猪一郎専務取締役らが今年夏ごろまでに同漁協を訪れ、徳之島町金見、南原での土砂採取計画を示し、南原海岸での土砂積出施設(仮設桟橋)の建設に同意を求めた。