地震、津波想定し防災訓練 大和村

村や自衛隊、消防などが連携した行方不明者の捜索救助訓練=24日、大和村(提供写真)

村や自衛隊、消防などが連携した行方不明者の捜索救助訓練=24日、大和村(提供写真)

 大和村で24日、地震と津波を想定した防災訓練があった。村内全11集落の住民や警察官ら約520人が参加し、避難所への経路や要援護者の誘導の手順を確認。自衛隊と大和消防分駐所、消防団、村が連携して、行方不明者の捜索と救助の訓練もあり、関係機関で災害発生時の対応を確認した。

 

 訓練は、奄美大島近海を震源とするマグニチュード8の地震が発生し、大津波警報が発令されたと想定。住民に事前に訓練の内容を知らせずに実施した。雨天のため、避難所は各集落の集会施設などとした。

 

 村は発災想定時刻直後の午前8時32分、役場に職員を収集して伊集院幼村長を本部長とする災害対策本部を設置。村内全域に避難指示を出し、関係機関と要援護者の安否確認や避難状況の情報収集を行った。県を通して陸上自衛隊へ災害派遣を要請する手順も確認した。

 

 各集落の避難所には村民計415人が集まった。訓練後、それぞれの地区で自主防災組織の在り方や災害時の行動計画などを話し合った。

 

 伊集院村長は訓練後、「関係機関が情報を共有し、連携した災害対応の訓練ができた。訓練をステップに、村民一体となって安心、安全な村づくりに今後も取り組んでいく」と話した。