大和村名音集落青壮年団Tシャツ制作

名音集落青壮年団が製作した「奄美岳Tシャツ」=14日、大和村

名音集落青壮年団が製作した「奄美岳Tシャツ」=14日、大和村

 「『奄美岳』の呼び名を知ってほしい」。大和村名音集落青壮年団の有志らがこのほど、「奄美岳Tシャツ」を製作した。大和村と宇検村に連なる奄美群島の最高峰・湯湾岳(694㍍)の別称をモチーフにした。

 

 同団体によると、名音集落では古くから奄美岳と称し、今でも高齢者を中心にその呼称で親しまれている。創立133年を迎える村立名音小学校の校歌の歌詞にも「奄美岳」と表記されている。

 

 一方、同集落外では「湯湾岳」の呼び名が一般的に使われ、定着。集落の高齢者らから「奄美岳の名が消えてしまう」と懸念する声が以前からあったという。

 

 Tシャツはそうした集落民の思いをくみ取って製作した。頂上の碑に書かれている文字をデザインに取り入れ、「奄美岳」の名をアピールしている。

 

 団長の國副平剛(くにぞえへいごう)さん(44)は「奄美岳の名を後世に残すよう集落のお年寄りからもよく言われる。(Tシャツを通して)この名を広く知ってもらえたら。売り上げの一部は自然保護活動などに寄付したい」と話した。

 

 TシャツはS、M、Lの3サイズで色は紺のみ。1着3千円で同村大棚の大和まほろば館で販売している。初回は20着製作した。売れ行きを見ながら今後も増やしたいという。問い合わせは大和まほろば館(℡0997-57-2980)。