大好きな奄美で挙式、実現 住民も祝福、関西の寺崎さん

海岸で六調を楽しむ伸一郎さん、由稀さん夫妻と友人たち=18日、奄美市笠利町

海岸で六調を踊る伸一郎さん、由稀さん夫妻と友人たち=18日、奄美市笠利町

 「大好きな用集落でビーチウエディングを」。寺﨑伸一郎さん(38)=兵庫県、下浦由稀さん(25)=奈良県=の結婚式が18日、奄美市笠利町用集落の海岸で執り行われた。来島した新郎新婦の親族、友人と集落住民ら約50人が出席。心のこもった手作りの式で2人の門出を祝った。

 

 由稀さんは昨年の旅行で宿泊して以来、用海岸がお気に入りになったという。「それならば」と結婚が決まった際に伸一郎さんが用での挙式を提案。集落住民の協力も得て挙式がかなった。

 

 式場は2人の友人や住民有志が協力して花や貝殻で飾り付けた。余興では島唄や六調踊りが披露され、会場一体で盛り上がった。あいにくの雨模様だったが、会場は晴れやかな笑顔と歓声であふれた。

 

 由稀さんは「思い出に残る式ができてますます奄美が好きになった。年1回は遊びに来たい」と笑顔。伸一郎さんは「多くの地元の人が協力してくれて島の人の温かさに感動した。2人仲良く笑顔で過ごせる家庭を築きたい」と感謝の言葉を述べた。

 

 結婚式の司会を務めた同集落の森山理夫さん(61)は「いつもは寂しい集落が一気ににぎやかになってとてもうれしい。奄美のビーチウエディングの知名度が上がって、いろんな地域が元気になったら素晴らしい」と話した。