大学生らが農業体験/喜界町

2016年09月30日

地域

子牛競り市を訪れ、農業や畜産など島を支える1次産業についても理解を深めたボランティア参加者(写真右側の2人)(佐手久青年団提供)

子牛競り市を訪れ、農業や畜産など島を支える1次産業についても理解を深めたボランティア参加者(写真右側の2人)(佐手久青年団提供)

 喜界町の佐手久集落で今夏、島外の大学生らを「村おこしボランティア」として短期間受け入れ、農作業などを通して住民との交流を図る試みがスタートした。農村地域へボランティアを派遣しているNPO法人「ECOFF」(東京都)の事業を利用した取り組みで、佐手久青年団(里村和弘団長、15人)が受け入れ主体。8月から9月にかけ本土在住の学生15人が島を訪れ、同集落を中心にサトウキビの夏植えやゴマ収穫作業、子牛競りなどを体験した。地元では喜界島の情報発信や交流人口の拡大を期待する声も聞かれる。