大島海峡創生フロンティア合同会社が設立へ

加計呂麻島の創生基盤づくりを目指す合同会社設立方針を確認した総会=1月27日、瀬戸内町瀬相(提供写真)

加計呂麻島の創生基盤づくりを目指す合同会社設立方針を確認した総会=1月27日、瀬戸内町瀬相(提供写真)

 瀬戸内町加計呂麻島の創生基盤づくりを目指す広域ネットワーク型地域協働経営体「大島海峡創生フロンティア合同会社」(仮称)の設立総会が1月27日、同島瀬相集落の集会所であった。利益追求にとどまらず、雇用創出や消費生活の改善など共同課題解決と地域コミュニティーの再生を目的とする。この日は島内の11集落から住民有志18人が出席し、2019年度事業計画と法人設立の進め方を決めた。法人格を取得する設立登記は4月初旬を予定。

 

 会社設立は島の活性化を目指す住民団体「あしたの加計呂麻島プロジェクト」(浜田英浩筆頭共同代表)の一環。住民自身が経営に参画するため、総会では定款作成、事業経費の見積もり、資金確保対策、設立登記手続きなどを住民自身で行うことを決めた。

 

 19年度は社全体として▽地産地消の仕組みをつくる「広域分担生産直売事業システム創出事業」▽サトウキビや自給用作物の生産振興を図る「体験滞在型サタやどぅり・スイーツロード形成事業」▽共同課題を共有できる独自の情報手段を備え、解決を目指す「総合的な地域情報化事業」―を計画した。

 

 浜田筆頭共同代表は「活動上一番の課題となっているのが資金確保。会社設立で、補助金だけに頼るのではなく、独自の資金調達の仕組みを確立したい」と話した。