大阪で旅行会社に奄美アピール

徳之島の個別相談会ブース=6日、大阪市北区

徳之島の個別相談会ブース=6日、大阪市北区

 奄美群島の魅力を旅行会社などにアピールする企業向け説明会・個別相談会(一般社団法人奄美群島観光物産協会主催)が6日、大阪市北区のホテルであった。格安航空会社(LCC)の就航など空路の多様化でより柔軟な旅が可能になったことを強調しながら、奄美5島がそれぞれに自然を生かした特色ある体験型観光を提案。27社がゲスト参加し、新たな旅行商品の開発につなげようと熱心に聞き入った。

 

 説明会は都市部での奄美群島の認知度を高める目的で、4回目。ゲストの業種別参加人数は旅行関係23社41人、航空・船舶関係4社16人。ホスト側は観光関係団体や各島の観光コーディネーターら29人が対応した。

 

 同協会代表理事の朝山毅奄美市長(代読)は、LCCのバニラ・エアが2017年3月に奄美大島―大阪路線を就航させたことや、今年7月1日に日本エアコミューター(JAC)が徳之島―沖縄・那覇間のアイランドホッピングルートを開設することなどに触れ、「バリエーションに富んだ旅行プランの参考になれば」とあいさつした。

 

 会は各島のコーディネーターが「人気沸騰中のスポットをご紹介」のテーマでプレゼンテーションを行った後、島ごとの個別相談会へと続いた。

 

 徳之島ブースでは、地元青年団が中心となって展開している観光闘牛について質問が殺到。担当者は「開催時期や場所などを旅行プランに合わせて調整できると説明すると喜ばれた。反応はとてもいい」と手応えを感じた様子だった。

 

各島の特産品を使った料理や「与論献奉」などでゲストをもてなした立食パーティー=6日、大阪市北区

各島の特産品を使った料理や「与論献奉」などでゲストをもてなした立食パーティー=6日、大阪市北区

 後半は立食パーティー。養殖クロマグロやイノシシ肉、新鮮な野菜などの特産品を使った料理と奄美黒糖焼酎が振る舞われた。喜界島コーディネーターの土岐宏大さんによる歌のおもてなしや与論島名物の「与論献奉」もあり、食や文化の面からも奄美の魅力を売り込んだ。

 

 説明会の開催は奄美群島成長戦略推進交付金を活用。4日は福岡県で開き、32人がゲスト参加した。最終日の8日は東京都で開催予定。延べ約150人に奄美群島をアピールする。