天候回復し奄美に定期船

生活物資などが詰まった多くのコンテナが降ろされた和泊港=15日、和泊町

生活物資などが詰まった多くのコンテナが降ろされた和泊港=15日、和泊町

 台風19号による高波が収まった15日、奄美各島には数日ぶりに定期船が入港した。臨時便も加わり、各島の港は生活物資などが詰まったコンテナを船から降ろす運送業者や乗船、下船客などでごった返した。
 与論島では7日ぶり、沖永良部島では6日ぶりの入港で、島民からは安堵(あんど)の声が聞かれた。与論町商工会長でアイショップヨロン店の増尾英機店長は「どこの店も商品がなくなっていたようなので、船が入りほっとした。与論島民はもう慣れっこになっているので大きな混乱はないが、とにかく今回は大きな被害もなくて良かった」と話した。
 沖永良部島のスーパーや商店には定期船入港後に多くの客が訪れ、県本土から届いた野菜や牛乳、肉などの冷蔵、冷凍食品を買い求めていた。知名町の女性(82)は「きょうは店にたくさん商品があってたくさん買った。停電もあって冷蔵庫が空っぽになっていたので助かった」と笑顔で話した。(沖永良部総局)