天城町でマンゴー出発式

紅色に完熟したマンゴーを収穫する森田町長(左奥)ら=17日、天城町兼久

紅色に完熟したマンゴーを収穫する森田町長(左奥)ら=17日、天城町兼久

 収穫シーズンを迎えた天城町の2019年度産マンゴーの出発式(町熱帯果樹生産組合、同町主催)が17日、同町兼久の農園であった。式には関係者ら約30人が出席し、紅色に完熟した果実の収穫を喜び、さらなる品質向上と産地の発展を期待した。同組合は前年度比6トン増の生産量28トン、生産額5600万円を見込んでおり、出荷は8月25日ごろまで続く。

 

 同組合の加入農家は33人、栽培面積は約3・3ヘクタールで、今期は5日から収穫を開始した。梅雨の長期化で着色が遅れるなど品質低下が懸念されたが、梅雨明け後の好天で糖度は7月中旬としては例年並みの13・5度まで上昇している。18年度実績は町全体で生産量30・8トン、生産額9240万円だった。

 

 出発式は同組合長の作山和久さん(57)の農園であり、生産者や町当局、輸送業者らが出席した。森田弘光町長らがテープカットをして出荷開始を祝い、ビニールハウスでマンゴーの実を収穫した。試食のマンゴーが振る舞われ、出席者は濃厚な甘さを堪能した。

 

 作山さんは「これから台風接近が予想される。会員は落下防止など管理徹底を」とあいさつ。森田町長は「天城町は県内でもマンゴー栽培のトップランナー。生産額1億円達成へ町としてもマンゴーをPRしていく」と述べた。

 

 問い合わせ先は電話0997(85)4616天城町熱帯果樹生産組合へ。