奄看で「若者の定住を促す集い」

約50人が出席した奄美看護福祉専門学校の「若者の定住を促す集い」=28日、奄美市名瀬

約50人が出席した奄美看護福祉専門学校の「若者の定住を促す集い」=28日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)は28日、名瀬の集宴会施設で「若者の定住を促す集い」を開いた。行政や高校関係者、卒業生ら48人が出席。高等教育機関として多くの人材を輩出し、地域の各分野を下支えしてきた同校の取り組みや役割について理解を深めた。

 

 同校は旧名瀬市の誘致を受け、学校法人日章学園(本部・宮崎市)が1995年4月に開校。約1800人の卒業生を送り出し、約700人が群島内で就職している。

 

 一方で、少子化の影響から生徒数は減少傾向にあり、奄美市は人口流出の抑制や地元定着を図るため各種支援制度を設定し、学生確保に努めている。

 

 同学園県教育事務所の宝富元所長は「奄美市に学校を設立した経緯を子どもたちにも伝えてほしい」と行政や高校関係者らに協力を求めた。

 

 各学科の学生が学校生活や支援制度などについて語り、「生まれ育った地元で学習できる。応援してくれる家族や友人が身近にいることは大きな支え」と、同校で学ぶメリットをPRした。

 来賓の朝山毅奄美市長(代読)、森園守大島教育事務所長、朝沼榎大島郡医師会副会長らがあいさつし、引き続き同校を支援していく考えを述べた。