奄美、屋久島 地域の枠超え観光振興に連携

奄美と屋久島の交流促進を誓って乾杯する参加者=5日、屋久島町

奄美と屋久島の交流促進を誓って乾杯する参加者=5日、屋久島町

 「フェリー波之上」の屋久島初寄港にちなみ、奄美と屋久島の観光、行政関係者の意見交換会が5日、屋久島町のホテルであった。約60人が参加し、「世界自然遺産」をキーワードに地域の枠を超えて連携することで一致した。

 

 屋久島町の荒木耕治町長は奄美への直行便を関係者に求めていたとし、「鹿児島から沖縄まで海のゴールデンルートができた。航路の開設を契機に、三島村や十島村を含めた離島の交流拡大につなげる」と抱負を語った。

 

 県大島支庁の鎮寺裕人支庁長は「どちらの島の自然も素晴らしい。両方の島を巡る旅行ツアーを実現させたい」と相乗効果に期待した。

 

 屋久島環境文財団の北原和博事務局長は地元の語り部が集落の暮らしや歴史を紹介する活動を紹介した。奄美の団体と協議会を立ち上げることを挙げ、「奄美と屋久島それぞれの団体が連携して情報を発信し、互いの地域を盛り上げよう」と呼び掛けた。

 

 荒木町長ら屋久島町側は有志を募ってチャーター便を利用し、奄美訪問を検討している。