奄美からも祝福、期待の声 即位礼正殿の儀

 今年5月の皇位継承に伴って、新たに即位した天皇陛下が即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」が皇居・宮殿で行われ、奄美からもお祝いの言葉や新時代に期待する声が寄せられた。奄美市名瀬の高千穂神社では奉祝当日祭が行われた。

 

 大島郡町村会の伊集院幼会長(大和村長)は「新天皇陛下の御即位を心よりお喜び申し上げます。令和の幕開けとともに、気持ちも新たに、本日の『天皇即位礼正殿の儀』を群島民とともに迎えることを大変うれしく思います」と祝福した。

 

 朝山毅奄美市長も「『令和』の新しい時代が始まり、天皇即位礼正殿の儀を世界友好国の皆さまをお迎えし、国民等しくお祝いすることができた。改めて徳仁新天皇のご即位に心よりお喜び申し上げたい」とお祝いの言葉を寄せた。

 

 高千穂神社では、総代や一般の参拝者が拝殿に集い、新天皇の即位継承を祝った。拝殿では宮司らが一連の神事を行い、参列者も玉ぐしをささげた。また全員で皇居の方角に向かってよう拝し、国歌を斉唱した。

 

 黒木正和宮司は「新しい世を引き継ぎ、天皇陛下の御代が限りなく平和であるよう願う祭。皇室が栄え国の安寧につながるようお祈りした」と話した。

 

 参列した奄美市出身で東京在住の会社役員福井雅寿さん(39)は「世界情勢はいろいろあるが、令和の時代も平成のように、よりよい世の中になってほしい」と話した。

 

 この日、次男の生後2カ月のお宮参りをした瀬戸内町古仁屋の保育士吉川美幸さん(36)は「良い日にお宮参りできた。息子にはやんちゃに元気に育ってほしい。新しい時代も平和な時代であってほしい」と笑顔で話した。

 

 高千穂神社の拝殿には同日から奉祝記帳所が設けられた。11月3日ごろまで設置され、記帳簿は皇居に送られる。