奄美でも対空訓練など 陸自、22日から大規模実動演習

2016年の演習で報道機関に公開された改良ホーク改善Ⅲ型のミサイルと発射機=16年10月19日、奄美市笠利町

2016年の演習で報道機関に公開された改良ホーク改善Ⅲ型のミサイルと発射機=16年10月19日、奄美市笠利町

 陸上自衛隊西部方面隊の大規模実動演習が22日から11月24日まで、奄美群島を含む九州、沖縄で行われる。奄美群島内でも期間中、奄美大島で高射特科部隊による対空訓練、徳之島で施設部隊による施設訓練などが実施される。

 

 実動演習は「鎮西演習」とも呼ばれ、陸海空自衛隊が全国規模で展開している2018年度統合訓練や日米共同統合演習(実動演習)のうち、九州で実施する訓練。島しょ侵攻への対処能力の向上を図る。

 

 防衛省陸上幕僚監部や陸上自衛隊西部方面総監部によると、訓練には全体で人員約1万7千人、戦車や車両約4500台、航空機65機が参加する。

 

 奄美大島で行われる対空訓練は、中距離地対空誘導弾(中SAM)の部隊展開や発射準備訓練など。中SAM部隊は奄美市名瀬大熊に整備中の陸自奄美駐屯地(仮称)に配備が予定されている。

 

 徳之島での施設訓練は、陣地構築訓練や後方支援訓練などが実施されるもよう。奄美群島でのその他の訓練や、具体的な参加規模などは明らかにされていない。

 

 期間中には、訓練の一部が報道機関に公開される見込み。