奄美の風景など145作品展示 パン工房でフォトアート アマチュア写真家、吉行さん 奄美市名瀬

店内に展示した写真を観賞する利用客=15日、奄美市名瀬の「夢来夢来」

店内に展示した写真を観賞する利用客=15日、奄美市名瀬の「夢来夢来」

 奄美市名瀬小浜町のパン工房「夢来夢来(むくむく)」で15日、アマチュア写真家、吉行秀和さん(59)=奄美市名瀬=の写真展「夢来夢来×フォトアート」が始まった。奄美大島や喜界島の風景など145点を展示し、来店客を楽しませている。26日まで。

 

 奄美の自然の美しさを独自の視点で表現する吉行さんの世界観を伝えようと店側が企画。早朝の柔らかい光とマングローブを背景に水面に色鮮やかに浮かぶサガリバナ(奄美市住用町)、夕日でオレンジ色に染まったアダンと海辺の風景(宇検村)、木漏れ日と小枝に止まったリュウキュウアサギマダラ(奄美市笠利町)などをモチーフにした幻想的な作品が並ぶ。吉行さんは「来店者の心の癒やしになればうれしい」と語った。

 

 同店を訪れた則耀介くん(3)は「ちょうちょが好き」、母親の真美さん(35)は「海や植物など奄美らしい景色のきれいな写真がいっぱい。次は友人を誘って来たい」と話した。

 「夢来夢来」は障がい者の自立を支援する福祉サービス事業所。利用者は店舗での職業体験を通して自信や職業スキルを身に付け、就労など社会的自立を目指す。

 

 運営する社会福祉法人三環舎(向井扶美理事長)によると利用者は現在28人。2018年度は利用者3人が同店での職業訓練後、地域での就職を決めたという。