奄美の高校3年生へ紬ストラップ 群島地域産業振興基金協会

卒業記念品を手渡す牧理事長(右から2人目)と受け取る大島高校の箕輪さん=2日、奄美市名瀬

卒業記念品を手渡す牧理事長(右から2人目)と受け取る大島高校の箕輪さん=2日、奄美市名瀬

 

卒業生へ贈られる本場奄美大島紬のストラップ

卒業生へ贈られる本場奄美大島紬のストラップ

 広域財団法人奄美群島地域産業振興基金協会(牧雅彦理事長)は、奄美群島の全ての高校3年生へ卒業記念品を贈呈することを決めた。2日は奄美市名瀬の県立大島高校を訪れ、生徒の代表へ本場奄美大島紬のストラップを手渡した。竹井俊久校長は「新型コロナで多くの学校行事が中止となった。卒業する生徒たちにとって大切な奄美の思い出の品になる」と喜んだ。

 

 記念品の贈呈は、卒業する生徒たちがおそろいの品を持つことで奄美群島の同級生としての思い出をつくってもらうとともに、地元の伝統工芸品である大島紬に触れ、島外へアピールしてもらう目的。

 

 大島高校は3年生248人のうち、9割が島外へ進学・就職するという。前生徒会長で筑波大学に進学予定の箕輪千里さん(18)は「毎日使って奄美をアピールしたい。外に出て気付く島の良さもあると思うので、大学でもより深く地元を知っていきたい」と話した。

 

 牧理事長は「本物の大島紬に触れて魅力を知ってもらい、大人になって身にまとうきっかけになれば」と期待した。

 

 同協会は各校の卒業式までに、私立や定時制を含めた奄美群島内の全10高校へ同様のストラップを計824個送付する。