奄美を描く美術展、大賞に坂元さん(沖縄)

大賞を受賞した坂元蘭ペルージさんの「共に生きるシマ」

大賞を受賞した坂元蘭ペルージさんの「共に生きるシマ」

 「第18回奄美を描く美術展」(同実行委員会主催)の審査結果が11日発表され、大賞に坂元蘭ペルージさん(沖縄県)の「共に生きるシマ」が選ばれた。作品は「さまざまな生き物が共に生きるシマの未来への不安と期待が感じられる」と評された。田中一村記念美術館賞は亀井文さん(東京都)の「光の帯」を選出。作品展は20日から、奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館企画展示室で開かれる。

 

 奄美群島を中心に県内外の88人から油彩、アクリル、日本画など106点が寄せられた。最年少は15歳、最年長は86歳。作品審査会で入賞12点、入選48点を選出した。

 

 福島瑞穂審査員長は「一枚一枚の作品が生き生きと力強く描けており、質の高いよい絵が集まっていた。奄美に対する思い入れがしっかり伝わってきた。若い作家による新しい表現へのチャレンジも数多く見られ、今後の創作活動に期待したい」などと総評した。

 

田中一村記念美術館賞に選ばれた亀井文さんの「光の帯」

田中一村記念美術館賞に選ばれた亀井文さんの「光の帯」

 展示会は20日から11月17日まで。観覧無料。10月26日に授賞式、12月8~15日に龍郷町りゅうがく館で巡回展を行う。