奄美全体で減少も南北へ拡大/松くい虫被害

喜界島と与論島を除く奄美全域に広がる松枯れ被害=2016年2月、奄美大島北部

喜界島と与論島を除く奄美全域に広がる松枯れ被害=2016年2月、奄美大島北部

  県大島支庁林務水産課がまとめた「松くい虫」の被害状況(2016年3月末現在)によると、奄美群島全体の被害容量は5万7200立方㍍で、前年同期に比べて1万800立方㍍減少した。奄美大島では奄美市笠利町に被害域が北上する一方、瀬戸内町など南西部では、松の枯死によって被害木の本数自体が減り、統計上の被害容量は減少傾向にある。徳之島以南は地域によって増減にばらつきがあるもの、徳之島町では被害容量が前年同期の約6倍に達し、依然として被害の沈静化に至っていないのが現状だ。