奄美市で民泊創業支援セミナー

30人が参加して始まった民泊操業支援セミナー=11日、奄美市名瀬

30人が参加して始まった民泊創業支援セミナー=11日、奄美市名瀬

 民泊の創業に関する知識や法令手続きなどについて学ぶセミナーが11日、奄美市名瀬のホテルで始まった。創業希望者ら30人が受講。沖縄県で民泊事業を展開する「とまれる沖縄㈱」の鞍掛斉也代表取締役を講師に、初日は民泊の基礎知識と国内の現状などを学んだ。

 

 民家に宿泊する「民泊」は近年、地域の伝統的な暮らしや産業を体験するプログラムなどと合わせて定着し、訪日旅行者を中心に人気を集めている。

 

 鞍掛さんは民泊について「外国人にとっては現地の生活そのものが魅力なので、オフシーズンや買い手のない古民家も工夫次第で観光資源になる」と強調。宿泊・体験・食事を分担しながら地域一体となって取り組むことで、地域経済の活性化につながると話した

 

 一方、国の許可を受けていない違法営業も多く、騒音やごみ問題などで旅行者と近隣住民とのトラブルに発展していると指摘。具体例を挙げながら、民泊に関する法律についても解説した。

 

 セミナーは厚生労働省の実践型地域雇用創業事業の委託を受け、奄美産業活性化協議会が開催。12日は民泊創業に向けた具体的な事務手続きなどについて講義がある。