奄美海洋生物研究会にサンゴ礁保全奨励賞

サンゴ礁保全奨励賞を受賞した奄美海洋生物研究会の興会長(中央)=23日、沖縄県西原町の琉球大学(提供写真)

サンゴ礁保全奨励賞を受賞した奄美海洋生物研究会の興会長(中央)=23日、沖縄県西原町の琉球大学(提供写真)

 日本サンゴ礁学会がサンゴ礁の保全に顕著な功績のあった個人・団体に贈る2018年度のサンゴ礁保全奨励賞に、奄美大島を拠点に活動する奄美海洋生物研究会(興克樹会長)が選ばれた。奄美群島のサンゴ礁生物多様性の保全と教育普及などに関する取り組みが評価された。

 

 同会は2012年に設立。奄美大島を中心に海洋生物のモニタリングやシンポジウムなどの運営サポート、講演会、観察会などの教育啓もう活動、行政や研究者と連携した学術調査など幅広い活動を展開している。

 

 沖縄県西原町の琉球大学で11月22~25日に開催された同学会で受賞式があり、同学会の日高道雄会長から興会長に表彰状が手渡された。

 

 奄美近海ではこれまでに、海水温の上昇による白化現象やオニヒトデの大発生による食害でサンゴは大規模な被害を受けてきた。興会長は「サンゴの回復を毎年モニタリングし、見守ることは大きな喜び。今後もサンゴ礁保全に関して地域に貢献したい」と話した。