奄美空港の水際対策強化 地元5市町村、行動チェックも

県のサーモグラフィーの隣で乗客にチラシを配布する奄美市職員ら=20日、同市笠利町

県のサーモグラフィーの隣で乗客にチラシを配布する奄美市職員ら=20日、同市笠利町

 奄美大島で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受けて島内5市町村は20日、奄美空港(奄美市笠利町)の水際対策を強化した。到着客に啓発チラシを配布するほか、体温が高いとみられる人には任意で行動予定などを問うアンケートを依頼。滞在期間中に体調確認も行う。奄美市健康増進課は「自分のため、島民のためにも理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 

 島内では17日に奄美市で初の感染者を確認。奄美、大和、宇検、瀬戸内、龍郷の5市町村長でつくる奄美大島新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・朝山毅奄美市長)は18日に緊急会合を開き、対応策を協議した。

 

 県は3月23日、奄美空港に体の表面温度を測るサーモグラフィーを設置した。5市町村のアンケートは機器で検知した37・5度以上の人が対象。居住都道府県や来島理由、滞在日程などを任意で記入してもらう。

 

 本人の了承が得られれば、滞在先の自治体の保健師が健康確認のための連絡を入れる。

 

 20日は奄美市職員が午後の与論便から到着ロビーに待機し、乗客へチラシを配布した。今後は隣接する龍郷町も職員を派遣する予定。