奄美豪雨災害から10年 パネル展

奄美豪雨災害の様子を伝えるパネル展=12日、奄美市住用町の三太郎の里

奄美豪雨災害の様子を伝えるパネル展=12日、奄美市住用町の三太郎の里

    2010年10月に発生した奄美豪雨災害から今年で10年を迎える。奄美市住用町の奄美体験交流館と観光交流施設・三太郎の里で11日、当時の様子を伝えるパネル展が始まった。同町のNPO法人「健康ど宝」と「すみようヤムラランド」の共催。住用総合支所の職員や町民らが撮影した150点余りの写真を展示し、自然の脅威や防災意識の向上、記憶の継承などを呼び掛けている。25日まで。

 

 「あの日を忘れない! 平成22年(2010)奄美豪雨災害パネル展」と題し、両NPO法人が企画。それぞれが指定管理を行う施設で展示した。河川が氾濫し浸水した民家や濁流が流れ込む旧支所内▽腰まで水に漬かった状態で救助活動を行う消防隊員や孤立した集落へ発電車を搬送する自衛隊のヘリ▽全国から寄せられた救援物資│などの写真が並び、10年前の被災状況を知ることができる。

 

 当時、住用総合支所の地域総務課長として災害対応に当たった、すみようヤムラランドの満田英和理事長(66)は「奄美豪雨をいつまでも忘れてもらいたくない。当時の教訓を子や孫に残していくことも私たちの仕事の一つではないかと思う。いつ起こるか分からない災害の厳しさがあるから、写真を通して自助、共助を意識してもらえたら」と話した。

 

 パネル展の観覧は、奄美体験交流館が午前9時~午後8時(月曜日は休館)、三太郎の里が午前9時半~午後6時。