奄美4町村で小中学校再開 宇検・和泊・知名・与論

学校が再開され、元気よく登校する和泊小の児童ら=16日、和泊町

学校が再開され、元気よく登校する和泊小の児童ら=16日、和泊町

 奄美群島12市町村のうち、宇検、和泊、知名、与論の4町村は16日、新型コロナウイルス感染防止のため臨時休校にしていた公立小中学校を再開した。約2週間ぶりの再開で、児童生徒らの表情にも笑顔が見られた。県内の他市町村は休校措置を続けており、4町村が最も早い再開となった。

 

 和泊町の和泊小学校(池田隆校長、児童251人)では、午前8時前から次々と児童らが登校。「おはよう」「久しぶり」と友達や教諭と元気にあいさつを交わす姿が見られた。

 

 児童らの登校は2月28日以来17日ぶり。校門で児童らを出迎えた池田校長は「子どもたちの健康面が一番気になっていたが、元気な顔を見て安心した。子どもたちの活気で学校が生き返ったような感じ。臨時休業中に家庭で取り組んだ学習の課題解決を図るとともに、学年最後の学校生活を大いに楽しんでほしい」と話した。

 

 同校では校内でのマスク着用やアルコール消毒による除菌など感染対策をし、教室では換気のために窓を開けて授業を行った。

 

 卒業を8日後に控えた6年生の教室では、朝のホームルームの時間などを活用し早速、卒業式の練習を再開。内間まなさん(12)は「久しぶりに友達の元気な顔を見れてうれしかった。卒業まで楽しく学校生活を過ごしたい」。大平華蓮さん(12)は「コロナウイルスなどに負けず、友達と仲良く、元気に残りの小学校生活を送りたい」と語った。

 

 4町村の教育委員会によると、保護者への情報伝達を含め、各学校で長期の休校明けに伴う混乱などはなかったという。奄美の他8市町村は22日まで休校措置を続ける。