子どもらの夢を応援 喜界島のK―1ファイター岩下さん

プロジェクトに参加した子どもたちと岩下さん=9日、喜界町体育館

プロジェクトに参加した子どもたちと岩下さん=9日、喜界町体育館

 K―1ファイターで喜界島のサトウキビ農家岩下雅大さん(34)が企画した「島おこしプロジェクト2019」が9日、町体育館であった。島内の子どもとその保護者ら30人が参加。岩下さんは世界の舞台に立った経験を語り、子どもたちは島の先輩の話と実演に夢を実現させる気持ちを膨らませた。

 岩下さんは2017年、ヘビー級選手としてK―1グランプリ王座決定戦のリングに上がった。そんな経験から「喜界島からでも世界で戦えることを伝えたい」と、地元のきかい100スポーツクラブと協力してプロジェクトを始動した。

 岩下さんは幼い頃から海で泳いだり木登りをしたり、畑仕事をしたりして足腰が鍛えられたことなど、喜界島だからできたことを伝えた後、子どもたちの将来の夢を聞きながら、エールを送った。

 「K―1体験」では初めてのグローブに戸惑いながらも、楽しそうに岩下さんに向かいパンチを放つ子どもたちの姿が見られた。

 喜界小学校3年の男子児童は「いろんな話や動きがあって楽しかった。パンチはかっこよくできた」と話し、岩下さんは「スポーツに限らず、島の子どもたちにはいろんな経験をしてほしい。自信を持って頑張ってほしい」と語った。

 プロジェクトは20年3月までさらに3回開催予定。