子育て女性ら支援し30年 国際ソロプチミスト奄美

夢を生きる賞を受賞した眞さん(右)=18日、奄美市名瀬

夢を生きる賞を受賞した眞さん(右)=18日、奄美市名瀬

 家族を養いながら職業・技能訓練や専門教育を受ける女性への経済的支援を行う国際ソロプチミスト奄美(保禮子会長、会員12人)の30周年式典が18日、奄美市名瀬のホテルであった。支援金授与式もあり、奄美看護福祉専門学校(奄美市名瀬)看護学科3年の眞美保乃さん(26)が「看護師という夢の実現に向けてまい進したい」と抱負を語った。

 

30周年を迎えた国際ソロプチミスト奄美(提供写真)

30周年を迎えた国際ソロプチミスト奄美(提供写真)

 国際ソロプチミストは女性の社会的地位と生活の向上などを目指す国際奉仕団体。約130カ国で地域別に設置され、奄美クラブは九州・沖縄地区の93クラブが加盟する日本南リジョンに所属する。各クラブの推薦者から作文審査で選出し支援金を贈る「夢を生きる賞」などを展開している。

 

 保会長は式典で奄美クラブの30年の歩みを振り返り、「団体の精神にのっとり、これからも奉仕の喜びと友情の輪を広げていこう」とあいさつした。

 

 夢を生きる賞2019年度受賞者の眞さんは瀬戸内町出身で、2人の子を育てるシングルマザー。母の看病と死をきっかけに以前からの夢だった看護師の道を目指すことを決意し、「患者の家族にも寄り添い、心を支えられる看護師に」と勉学に励んでいる。

 

 式典には、同じく子育てをしながら専門教育を受ける18年受賞者の前香織さん(29)も出席。式の合間には会員たちが次々に2人の席を訪れ、激励と応援の言葉を掛けていた。

 

 奄美クラブは夢を生きる賞推薦のほか、チャリティーバザーや施設訪問などを行っている。現在会員を募集している。問い合わせは090(3011)0111保会長。