宇検村とグリーンストア高齢者見守りで協定

高齢者の見守りへ協定書を交わした元山村長(左)と里本部長=15日、宇検村役場

高齢者の見守りへ協定書を交わした元山村長(左)と里本部長=15日、宇検村役場

 宇検村は15日、今月18日から村内で訪問販売業務を展開する株式会社グリーンストア(奄美市名瀬、里泰慶社長)と「高齢者等見守りに関する協定」を締結した。移動販売車が高齢者世帯を定期的に訪問して見守り活動を行う。

 

 同社は移動スーパーを全国展開する「とくし丸」(徳島市)とフランチャイズ契約を結び、軽貨物自動車を使った訪問販売を奄美市で2018年7月にスタート。今月に業務を開始する同村と瀬戸内町、奄美市住用町の一部を含め、販売車2台で計240世帯を担当する。高齢者の見守り協定締結は同市に次いで2番目。

 

 村役場であった調印式で同社の里真一取締役本部長は「高齢者の買い物難民を回って地域に貢献したい。ゆくゆくは奄美大島全島をカバーしたい」と述べた。元山公知村長は「地域の見守り活動への貢献を大変うれしく思う。今後は連携して見守りのネットワークを広げたい」と期待を込めた。

 

 同村内の対象は久志―佐念間の8集落で40世帯。販売員の元田祐馬さん(40)=宇検村湯湾=が週2回、スーパーの品物を車に積んで各家庭などを訪問する。元田さんは「集落のお年寄りから『本当に助かる』という切実な声を聞いた。地域を隅々まで回って見守りに貢献したい」と話した。